ほくろはメラニンを有しているため肌色に近いものから薄茶色~黒色の色調で、生まれつきのものと成長途中で現れるものがあります。一般的な大きさは直径5mm以下のものがほとんどです。また形状は様々ですが、平坦なしみや、皮膚表面が隆起したものなどがあります。
中には皮膚がん(メラノーマ)のことがあり注意が必要です。
一つの見分け方として、直径5mm以上の大きさのものは要注意です。
メラノーマには以下のような種類があります。
末端黒子型 | 足のうらや手のひら、手足の爪部に表れる |
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表在拡大型 | 胸・腹・背中など体の中心部や手足の付け根に近い部位に表れる |
結節型 | とくに部位は関係なく、だんだん大きくなるのが特徴的である |
悪性黒子型 | 高齢者の顔面に発生しやすく、不規則な形のしみが徐々に大きくなる |
注意してほしいこと
良性のものが大多数ですが、下記の点が2つ以上あてはまる場合は専門医を受診されることをおすすめ致します。
- 形が左右対称性でない
- ほくろの周辺がギザギザしている
- 色が均一でなく、濃淡が混じっている
- 直径が5mm以上ある