水虫

症状と原因

水虫とは、白癬菌というカビの一種が皮膚の角質層に感染し、繁殖することで起こる病気です。足にできる場合が大多数になりますが、足以外にもできる可能性があります。
症状としては、

  • ①激しいかゆみ
  • ②皮膚がただれる
  • ③皮膚が剥がれる
  • ④水疱ができる

といったものが挙げられます。

水虫の原因となる白癬菌というカビは、タンパク質を好み栄養とし、ケラチンというタンパク質が含まれる部位としては、髪や爪、角質が挙げられます。
水虫に感染するとされているのは、白癬菌にかかった人の皮膚から剥がれ落ちた角質が洗い落とされることなく残った状態で、傷ついた角質から入り込んだ上で、繁殖しやすい環境にあった場合です。

感染しやすい環境としては、白癬菌は高温多湿の環境の部位に留まりやすく、皮膚表面に汗や汚れが残っている場合も繁殖を促進する状態と言えます。また、糖尿病・免疫不全などの持病で免疫力が弱っている方も繁殖しやすいと言われております。

症状一覧

種 類 特 徴
足白癬 趾間型 足の指の間によく見られます。
赤くなったり、皮がむけたり、白くふやけます。
小水疱型 特徴としては、土踏まず周辺によく見られ、かゆみが強いことです。小さな水疱ができ、日が経つと赤くなり、皮膚が剥けてきます。
角質増殖型 足の裏やかかとによく見られます。
乾燥、厚く硬くなる、皮膚が剥ける、ひび割れを伴います。
爪白癬 爪全体が白っぽくなり、表面に縦ジワができます。
手白癬 足の水虫と同じような症状が見られます。
ぜにたむし
(体部白癬)
顔面・首をはじめ、全身が感染箇所に挙げられます。赤く盛り上がり、次第に周囲に広がるとともに、炎症やかゆみを伴います。
いんきんたむし
(頑癬)
太ももの内側によく見られます。感染部位の周囲は盛り上がり、皮膚面に盛り上がりのない赤色の斑点が見られます。
しらくも
(頭部白癬)
頭部に見られ、円形や楕円形に脱毛します。

治療方法

水虫は患部の症状に合わせて、薬(液剤、軟膏剤・クリーム剤など)を使用します。使用する薬にも様々な種類がありますので、専門医の診断の下、ご自身の水虫のタイプに合った薬の使用をお勧めいたします。

また、水虫は基本的には感染を未然に防ぐことができる病気です。日々清潔を心がけ、通気性を良くすることが重要な方法となります。

また、治療を開始した場合には以下の点にご注意いただくことが必要不可欠になります。

  • ①患部を中心に広範囲に薬剤を塗る。
    白癬菌は患部を中心に広く寄生していることが多いことが理由です。
  • ②患部の皮膚の層の深くに菌が潜伏しているケースが多いので、症状が見られなくなったとしても、念のため1ヶ月は治療を続ける。
  • ③薬の効果を上げるためが浸透しやすい状態である入浴後に薬剤を塗布する。
  • ④白癬菌の増殖および雑菌が入る二次感染を防ぐため、患部をいつも清潔に保つことを心がける。
  • ⑤患部に水疱がある時は破らない
  • ⑥患部を乾燥させ、涼しく保つために通気性の良い靴・靴下を使用する。