プロペシア

プロペシアとは?

プロペシアとは、日本では2005年から発売が開始された男性型脱毛症(AGA)に効くとされる薄毛への治療薬のことです。プロペシアの販売までの男性型脱毛症(AGA)の治療方法は、植毛手術や育毛シャンプー、育毛サロンなどの使用でしたが、プロペシアという錠剤の飲み薬で対処できるようになり、比較的費用も低くなりました。

男性型脱毛症(AGA)とは?

男性型脱毛症(AGA)とは、男性ホルモンによって髪の毛が徐々に薄毛になっていく疾患のことをいいます。症状(髪の毛が柔らかくなり、細く短く、少なくなる)の発症は思春期以降です。
薄く進行するケースは3つあります。

  • イ) 額の生え際から薄くなるケース
  • ロ) 頭頂部から下りるように薄くなるケース
  • ハ) イ)とロ)の混合ケース

さらに、男性型脱毛症(AGA)は、放っておくと進行は止まらない進行型ですので、徐々に髪の毛が抜けたり、薄くなるため、進行を止めるためにも早めの治療開始が望ましい疾患です。

効果・服用期間

プロペシアの効果は、基本的には、現在の状態を保つことに期待ができる薬です。
効果のフローとしては以下の図の流れになります。

服用期間は、目安としては、最低でも3~6か月と長期間服用し続けなければ効果が見られず、実感できません。
長期間の服用になる理由としては、、髪の毛のヘアサイクル(毛周期)に関係しています。つまり、髪の毛は、成長期(2~6年間)→退行期(2~3週間)→休止期(3~4か月)というサイクルがあります。
上記のサイクルには個人差があるため、プロペシアの効果が出てくるまでの期間には個人差があります。

3~6か月という長期間の服用が必要になりますから、根気よく継続的に飲み続けなければなりません。さらに言えば、短期間で効果が現れるものではなく、プロペシアの効果が出て状態がよくなってきても、そのまま服用を続ける必要があります。3~6か月飲み続けて効果が現れたからといって服用を止めてしまうと、再びAGAの進行が始まります。服用を止める際には医師にご相談ください。

副作用

プロペシアに関しては、まれに、食欲不振、全身倦怠感(肝機能異常)、胃に不快感、性欲減退、勃起機能の低下などの可能性があるようですが、ほとんど副作用がないという報告のほうが大多数です。長期間服用して効果が見られる薬です。内服前に採血し、副作用に十分ご注意ください。万が一、上記の症状がでた場合には、すぐに服用を止めて受診した医療機関・医師にご相談ください。

注意点

  • ◆男性成人のみ服用してください。
    プロペシアは、男性型脱毛症(AGA)のみに効果があります。その他の脱毛症や女性に対して効果はありません。
  • ◆妊婦や妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性は絶対に服用しないでください。
    妊娠中の女性がプロペシアを服用すると、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼす恐れがあります。
  • ◆1日1回1錠、内服してください。
    錠剤の数を増やす(例:1日1回2錠服用する)ことで効果が強くなるわけではありません。6か月服用して効果が見られない際は一度医師にご相談ください。
  • ◆錠剤を割って飲まないでください。
    破損した錠剤に触れたり、体内に入ってしまい、有効成分を妊娠中の女性が吸収すると、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼす恐れがあります。
  • ◆肝機能障害のある方は医師に必ずご相談ください。
    プロペシアを服用中に肝臓の酵素が上昇した例の報告があります。肝機能障害のある方は医師に必ずご相談ください。
  • ◆家族や他人にあげないでください。
  • ◆前立腺がんの検診を受ける予定のある方は、検査を実施される医師にプロペシアを服用していることをお知らせください。
    前立腺がんで測定される数値に影響を及ぼします。必ず検診前に検査を実施される医師にお伝えください。

費用について

プロペシアは、必ず医療機関(医師が処方しなければならない処方箋薬に指定されている)から処方されたものを服用してください。

1錠 約375円(税抜)
1か月(28日計算)にかかる薬代 約10,500円(税抜)

※男性型脱毛症(AGA)には、健康保険が適用できません。そのため、全額自己負担となります。上記の金額を目安にしてご相談ください。